○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、産業・
建設委員長の
報告を求めます。産業・
建設委員長 立川博敏君。 〔産業・
建設委員長 立川博敏君登壇〕
◆産業・
建設委員長(
立川博敏君) 産業・
建設委員長の
報告を申し上げます。 産業・
建設委員会に付託されました案件について、
審査の経過と結果を御
報告いたします。 当
委員会は、去る12月15日に開催し、
執行部より市長をはじめ
関係部課長の
出席を求め、慎重に
審査をした次第であります。
審査は、
議案第63号
令和3年度
結城市
一般会計補正予算(第9号)のうち当
委員会所管事項分、
議案第64号
令和3年度
結城市
水道事業会計補正予算(第2号)、
議案第65号
令和3年度
結城市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)、
議案第67号
結城市道に係る
移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について、
議案第70号
市道路線の認定について、
議案第71号
市道路線の変更についての計6件で、各
委員から
質疑があり、
執行部から答弁がなされたものであります。その結果、別途
議長宛てに提出いたしました
審査報告書のとおりでありまして、
議案第63号のうち当
委員会所管事項分、
議案第64号、
議案第65号、
議案第67号、
議案第70号及び
議案第71号の計6件について、
全員一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますよう
お願いを申し上げまして、産業・
建設委員長の
報告といたします。 ――
――――――――――――――――――
△3.
教育・
福祉委員長の
報告
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
教育・
福祉委員長の
報告を求めます。
教育・
福祉委員長 黒川充夫君。 〔
教育・
福祉委員長 黒川充夫君登壇〕
◆
教育・
福祉委員長(
黒川充夫君)
教育・
福祉委員長の
報告を申し上げます。
教育・
福祉委員会に付託されました案件について、
審査の経過と結果を御
報告いたします。 当
委員会は、去る12月16日に開催し、
執行部より副市長はじめ
教育長、
関係部課長の
出席を求め、慎重に
審査いたしました。
審査は、
議案第63号
令和3年度
結城市
一般会計補正予算(第9号)のうち当
委員会所管事項分、
議案第68号
結城市
家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について、
議案第69号
結城市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について、選任第8号
結城市
教育委員会の
委員の選任についての計4件について、各
委員から
質疑があり、
執行部から答弁がなされたものであります。その結果、別途
議長宛て提出した
審査報告書のとおりでありまして、
議案第63号のうち当
委員会所管事項分、
議案第68号、
議案第69号、選任第8号の計4件について、
全員一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 各員におかれましても、よろしく御審議の上、御賛同賜りますよう
お願い申し上げまして、
教育・
福祉委員長の
報告といたします。
○
議長(
早瀬悦弘君) 以上で各
委員長の
報告が終わりました。 ――
――――――――――――――――――
△B.各
委員長の
報告に対する
質疑
○
議長(
早瀬悦弘君) これより各
委員長の
報告に対する
質疑に入ります。御発言願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御発言
なしと認めます。よって、
質疑を終結します。 暫時休憩いたします。 午前10時10分
休憩 ―――――――――――――――――――― 午前10時10分 再開
△討論
○
議長(
早瀬悦弘君) 再開いたします。 これより討論に入りますが、
通告者がありません。 ――
――――――――――――――――――
△
採決
○
議長(
早瀬悦弘君) 直ちに
採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。 これより
採決に入ります。
採決は
電子採決システムにより行います。 なお、
採決は
一括議題でありますが、分割して行います。 お諮りいたします。 初めに、
日程第3
議案第63号
令和3年度
結城市
一般会計補正予算(第9号) 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第3
議案第63号は
原案のとおり可決いたしました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第4
議案第64号
令和3年度
結城市
水道事業会計補正予算(第2号) 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第4
議案第64号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第5
議案第65号
令和3年度
結城市
公共下水道事業会計補正予算(第2号) 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第5
議案第65号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第6
議案第66号
結城市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第6
議案第66号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第7
議案第67号
結城市道に係る
移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第7
議案第67号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第8
議案第68号
結城市
家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第8
議案第68号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第9
議案第69号
結城市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第9
議案第69号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第10
議案第70号
市道路線の認定について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第10
議案第70号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第11
議案第71号
市道路線の変更について 本案について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第11
議案第71号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第12 選任第8号
結城市
教育委員会の
委員の選任について 本件について
原案のとおり同意することに
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成多数。よって、
日程第12 選任第8号は
原案のとおり同意することに可決されました。 ――
――――――――――――――――――
△
日程第15.
議案第72号=ないし=
日程第18.閉会中の
所管事務調査について(
一括上程、説明、
質疑、討論、
採決)
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、本日の
議事日程に追加となりました
日程第15
議案第72号から
日程第18 閉会中の
所管事務調査についてまでの計4件を議題に供します。 なお、
日程第15
議案第72号及び
日程第16
議案第73号につきましては、
議会運営委員長の
報告のとおり、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたします。 それでは初めに、
日程第15
議案第72号を議題に供します。
小林市長から
提案理由の説明を求めます。市長 小林 栄君。 〔市長 小林 栄君登壇〕
◎市長(
小林栄君) ただいま
議長から
提案理由の説明を求められ、発言の許可をいただきましたので、本日、追加させていただきました
議案1件について御説明を申し上げます。 それでは、
議案第72号
令和3年度
結城市
一般会計補正予算(第10号)について御説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、その影響を受けている
子育て世帯に対する支援を早急に実施するため、
国庫補助金を活用した
関連予算を提出するものであります。
補正予算の額といたしましては、4億760万円の増額となり、
補正後の
予算総額は、194億8,713万円となっております。 歳入につきましては、
国庫支出金を増額するものであります。 歳出につきましては、
民生費において、
子育て世帯への
臨時特別給付に関する政府の方針が示されたことから、0歳から18歳までの
子供たちに1人
当たり10万円を現金で一括支給するため、
先行給付の5万円に追加して5万円を支給する
子育て世帯への
臨時特別給付(
追加給付金)
支給事業費を追加するものであります。 以上、
議案1件について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、御質問により、私または
担当部長より御説明を申し上げますので、よろしく御審議の上、御決議を賜りますようよろしく
お願い申し上げます。
○
議長(
早瀬悦弘君) 以上で
提案理由の説明が終了いたしました。 これより
質疑に入ります。
日程第15
議案第72号について
質疑を行います。御発言願います。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御発言
なしと認めます。よって、
質疑を終結します。 暫時休憩いたします。 午前10時22分
休憩 ―――――――――――――――――――― 午前10時22分 再開
○
議長(
早瀬悦弘君) 再開いたします。 これより討論に入りますが、
通告者がありません。 直ちに
採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。 なお、
採決は
電子採決システムにより行います。 お諮りいたします。
日程第15
議案第72号
令和3年度
結城市
一般会計補正予算(第10号) 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成全員。よって、
日程第15
議案第72号は
原案のとおり可決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第16
議案第73号を議題に供します。
日程第16
議案第73号について、
提案者を代表し、
土田構治君から
提案理由の説明を求めます。6番
土田構治君。 〔6番
土田構治君登壇〕
◆6番(
土田構治君)
議案第73号
結城市議会議員定数条例の一部を改正する
条例について、
提案者を代表いたしまして御説明申し上げます。 内容は、
議員定数を現行の18人から1人減の17人にします。
実施日は、次回選挙からとします。 では、
議員定数を18人から17人にする理由についてですが、今日、財源の
確保等から
行財政改革を推進していることは周知のとおりであり、
議会においても例外ではありません。
令和2年第1回
定例会において、
議会の
質的向上を図る目的から
議員報酬の引上げが可決されました。この際に、今後、
議会運営費の抑制を多面的に検討することは暗黙の了解であったと私は判断しています。 また、昨年、新
庁舎移転により、
議会室も新しくなり、全般的な
業務環境の向上が図られたところではありますが、併せて
維持管理経費の大幅な増額、本年度第2回
定例会、
立川議員の質問に対する答弁では、半年間で7.8%増加、年間では相当な金額の増加になりますと予想されます。 また、新
庁舎借入金の
返済開始等については、これまでの
議会における
質疑等で、
議員各位御承知のことと存じます。 冒頭で申し上げた1人減の大きな理由として
人口減少があります。何らかの対策により
人口減少に歯止めがかかれば別ですが、今後も
減少傾向が続くと予測されます。
結城市
総合計画では、2025年の
人口予測として、4万8,350人を想定しています。現在の人口を5万600人とすれば、2,250人の減少であります。 ちなみに、平成26年第2回
定例会のときに、
議員定数を19人から18人にする
条例改正案が可決されました。そのときの
結城市の人口は、統計によれば、5万1,642人です。あれから今日までの
減少幅は、約1,000人です。そして、平成26年から
令和7年──予測の年ですが──までには、約3,250人の
人口減となる予測です。 例えば
議員1人の報酬に対し住民1人
当たりの
負担分ですが、
年間報酬を仮に570万円として、住民数5万600人で割れば、住民1人
当たり113円の負担です。そして、113円掛ける
議員定数18名であれば、住民1人
当たり年間2,034円の負担です。 今回、
年間報酬を約600万円ほどに引き上げましたが、この場合、住民1人
当たり119円の負担、
議員18名で2,142円の負担となります。2,142円引く2,034円イコール108円増加ですね。ということは、簡単に申し上げて、今回の
報酬額アップで、
議員1人
当たりの
年間報酬額に近いぐらいの金額が住民の負担として増加したということになります。
人口減少で、この金額は、より増加します。 民主主義にはお金がかかることは十分承知していますが、今後の
人口減少予測を見据えた場合、施設の維持管理費及び施設整備費の投資的経費の増加等を勘案すれば、将来にわたり、行財政
運営は、かなり厳しいことが予測されます。そして、これらのことに関しても、
議員各位におかれましては、既に周知のことと拝察する次第であります。であるなら、今日において、
議員定数の削減を
議会の姿勢として住民に示すことは、大変重要な行動であると私は考えます。 そして、もう1つの
提案理由は次のようなことです。 市
議会議員選挙において、過去、幾度となく無投票当選で選ばれてきた経緯があることです。 無投票当選年度ですが、平成に入ってからは、平成3年、平成19年、平成31年の選挙があります。 また、別な視点で見ると、
議員定数の削減が、昭和62年、28人、平成7年、26人、平成11年、24人、平成19年、21人、平成23年、19人、平成27年、18人と行われてきましたが、注視すべきは、
議員定数に対し、立候補者数の比率が
減少傾向であることです。 これが何を意味するかといいますと、簡単に申し上げれば、選挙の硬直化であります。おのおのの立候補者の固定化であります。この傾向は、今後も変わらないと思います。 そして、
議員報酬による生活の保障等の待遇内容が向上しない限り、選挙の柔軟性は担保できなくなり、無投票当選の機会が増加すると予想されます。 さて、首長及び
議員の選出に当たっては、間接選挙ではなく、その地方公共団体の住民による直接選挙とすることが定められております。憲法第93条。その選挙人の意思をどのように反映するかは、票数と議席をどのように関連づけるか等、選挙制度によって異なります。 現在、地方自治体は、憲法に基づき二元代表制を取っていますが、無投票当選は、憲法でうたっている選挙を経ることなく住民の代表者として選出されるため、住民の意向を反映しておらず、よって
議会の権能に対する資格が問われると私は考えております。 次に、法定得票数、公職選挙法第95条、市町村
議会の
議員は、有効得票総数割る
議員定数割る4で求められますが、この底上げは、
議員定数の削減で上がります。
議員資質の向上、一定数の住民の支持があるというあかしですが、及び
議会資質の向上が図られるということを制度的観点から考察してみたいと思います。その材料として、総務省「地方
議会・
議員に関する研究会
報告書」というのがありますので、この研究
報告を参考に御説明いたします。 指定都市以外の市区町村においては、
条例による選挙区設置の例はほぼ皆無であるため、指定都市以外の大規模団体における
議会議員の選挙では、かなりの大定数区、もうほとんど定数区はありませんが、となり、現行の単記非移譲式──おのおのの有権者は1人の候補者を選んで投票し得票の多い順に所定の人数が当選者となる──では、当選に必要な最低得票率が極端に低くなる場合がある。そして、無投票は、この結果をも無視します。よって、候補者側にとっては、特定の有権者層の支持を固めれば当選できるという状況につながり、選挙運動の対象とされない有権者が増えるなど、候補者の個人的つながりに依拠した選挙となり得ることが投票率の低下などの有権者の無関心につながっている可能性、あくまでも可能性ですが、指摘されます。こうした状況は、実効的な代表選択という観点では、納得性に疑問を持たれる可能性があると考えられるということです。 この
報告書による以上の指摘から、法定得票数の底上げは、なれ合い的な選挙から能力的選択の選挙へと導くことができるのではないかと私は考えます。 さて、定数削減の
反対意見として、民意の正確・公正の反映の要請や投票価値の平等の保障の要請、首長・行政に対する
議会監視の要請に逆行する等がありますが、このいずれの理由についても、本来あるべき定数という命題の根本的解決になっていないので、何をもっての定数削減
反対なのかの曖昧性が拭えないのであります。そして、この理論でいけば、
議員定数は多ければ多いほどよいということになります。 果たして今日の地方自治体の行財政
運営を鑑みれば、このような方向性を取ることができるでしょうか。冒頭で申し上げた社会状況の変化により他の地方自治体も
議会運営が縮小傾向に向かうことは避けられないと思います。受け止め方にもよりますが。 さて、ここで誤解がないように念のため申し上げますが、私は、
議員定数は少ないほうがよいと言っているのではありません。削減ありきではありません。真意は逆で、幅広く住民の意見を吸い上げて行政に反映させるためには、
議員の数は多いほうが成果は上がると私も考えます。多分他の
提案者の方々も同じ考えではないかと思います。 しかしながら、先ほどから申し上げておりますように、これまでの経緯と今日の現状、今後の状況を俯瞰した場合、
議会が何らかの形で自らの責務において
行財政改革の姿勢を住民に示さなければならないと考えます。好むと好まざるとに関係なくです。その点をぜひ御理解ください。 最後に、総務省の研究発表にもありましたように、「票数と議席をどのように関連づけるかなど選挙制度によって異なる」を踏まえれば、今後、地方自治の二元代表制における選挙の在り方、選挙制度ですが、を検討していくことは必要かと思いますが、このことに関しては、広く住民の意見の醸成が必要なので、なかなか決められないことではあります。 なお、今後、広く立候補者を求め
議会運営の
質的向上を得るためには、供託金制度や
議会運営内容、待遇等、検討していくことも肝要かと考えます。 以上の理由により、今回の
条例改正を提案するものであります。
議員各位におかれましては、これまで私が述べた趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようよろしく
お願い申し上げ、
提案理由といたします。
○
議長(
早瀬悦弘君) 以上で
提案理由の説明が終了しました。 これより
質疑に入ります。
日程第16
議案第73号について
質疑を行います。御発言願います。 御発言ありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御発言
なしと認めます。よって、
質疑を終結します。 暫時休憩いたします。 午前10時38分
休憩 ―――――――――――――――――――― 午前10時38分 再開
○
議長(
早瀬悦弘君) 再開いたします。 これより討論に入ります。 討論は通告に従って行います。
賛成の方の発言を許可します。5番
大里克友君。 〔5番
大里克友君登壇〕
◆5番(
大里克友君)
議長より発言の許可をいただきましたので、
議案第73号
結城市議会議員定数条例の一部を改正する
条例について
賛成討論をさせていただきます。 先ほど土田
議員のほうから
提案理由が命がけで行われまして、それと同時に、詳細に、そしてロジック的な説明がございました。私も、非常に似ているところがあるんですけれども、少し聞いていただきたいと、そのように思うわけであります。 今回の
条例改正案でありますが、現在の18人いる
議員定数を17人にして、1人削減するものでありますけれども、私は、この
議案に
賛成する理由というものが2つありまして、1つ目は、人口と
議員定数についてであります。 今、
結城市の人口というものが5万603名、そして現在、本当に住んでいる常住人口というものが4万9,655名となっておりまして、平成26年に
議員定数削減をしてから大きく人口が減っております。そして、この間も国勢調査の速報値で940名近くの人口が減っている。その前の5年間も900名近く減っている。そういったことを考えていくと、人口が減っている。そして、2025年には4万8,000人近くになっていくということが、
結城市の人口ビジョンでも載っているところであります。 そして、合併している市町村では、大きく
議員定数を減らしておりますし、
結城市は、合併をしていないということではありますが、人口一人一人に換算したときに、2,811人に1人であります。17人にしたときにも、2,976人に1人になりますので、ちょうどいい水準になってくるんじゃないのかなと、私は個人的にそのように感じているところであります。 そして、よく
議員定数を削減すると、市民の声を吸い上げて、そして
議会に、それをまた市政に反映するということができないんじゃないのかなと言われておりますけれども、今は、インターネット、SNS、そういったもの、広報媒体が非常に進化をしておりますので、
議員一人一人が努力をしていけば、そういったことも解消できるんじゃないのかなというのが理由の1つであります。 そして、もう1つが、
令和2年4月に
議員報酬のほうが2万円引き上げられたことであります。その
議案が提出されたときも、私は自分の主張をさせていただきまして、
議員報酬の引上げと
議員定数の削減はセットで行ってほしいということを申し述べさせていただきましたが、
議会運営委員会のほうで議論はしたものの、あまり活発な議論には至らずに、最終的には
議員一人一人に委ねられる結果となりました。 そして、
令和2年4月、
議員報酬を引き上げたときなんですけれども、このときは、新型コロナウイルスが発生をしまして、学校は臨時休校、そして社会経済活動が止まってしまって、市民の皆さんが一番困っているときに2万円の報酬を引き上げたわけであります。 そういったことを考えて、そして、いざ
議員定数を削減するときに
反対するのは、私個人的にはどうなのかなと、そのように感じてしまうわけであります。そのように思うわけであります。 そして、先ほど土田
議員からもありまして、ここにいる
議員の皆さんは、みんなこれからの
結城市の財政というものが非常に大変な状況になっているということは理解していると思っております。そのような中で、
議員定数を1人削減することにより、以前と比べて約60万円の削減につながりますし、
議員自ら身を切る改革を断行していく、そういった姿勢を示していくことによって
執行部に対しても
行政改革を推進していける、そういったことも言えるんじゃないでしょうか。 地方自治体は、今、分権化が進みまして、独自性、それと同時に責任が問われる時代になりました。
議会が弱体化をしていくということは防がなければならない。ただ、逆に今の
議員定数を削減することによって絶えず緊張感を持ち続けて、
議員一人一人がより多くの市民の方々の意見を集約して、4年に一遍行われる選挙を受けて資質向上が保たれていけば、
議会は必ず強くなれますし、二元代表制も全うできると、そのように考えております。 今回の
議員定数削減の
議案は、市民の方にも非常に関心が高いところだと思っておりますので、どうか各
議員の皆様方にも賢明な御判断をいただけることを申し述べさせていただきまして、私の討論を終了させていただきます。どうぞよろしく
お願いいたします。
○
議長(
早瀬悦弘君) ほかに
通告者がありません。 以上で討論を終結し、直ちに
採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。 なお、
採決は
電子採決システムにより行います。 お諮りいたします。
日程第16
議案第73号
結城市議会議員定数条例の一部を改正する
条例について 本件について
原案のとおり
賛成の方は
賛成ボタンを、
反対の方は
反対ボタンを押してください。
ボタンの押し忘れはございませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君)
なしと認め、
採決を確定いたします。
賛成少数。よって、
日程第16
議案第73号は否決されました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第17
議員の派遣についてであります。
令和3年度茨城県市
議会議長会主催の
議員研修会に、
議案書のとおり、
議員の派遣をいたしたいと思います。 お諮りいたします。
議員研修員として
議員を派遣することに御異議ありませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。よって、
議員研修会に研修員として
議員を派遣することに決定いたしました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 次に、
日程第18 閉会中の
所管事務調査についてであります。 本件は、各
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の
所管事務調査であります。 各常任
委員長及び
議会運営委員長の申し出のとおりと決定することに御異議ありませんか。 〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
早瀬悦弘君) 御異議
なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ――
――――――――――――――――――
○
議長(
早瀬悦弘君) 以上をもちまして、今期
定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に
当たりまして、あらかじめ市長から発言の許可を求められておられますので、発言を許可いたします。市長 小林 栄君。 〔市長 小林 栄君登壇〕
◎市長(
小林栄君)
令和3年
結城市議会第4回
定例会の閉会に
当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 まず最初に、12月8日の開会から本日までの長期間にわたり、慎重に御審議を賜り、誠にありがとうございました。 本日、追加
議案にて御提案させていただいた
子育て世帯への
臨時特別給付(
追加給付金)
支給事業費の
補正予算を加えた
報告1件、
議案10件、選任1件について、いずれも
原案どおり御決議、御承認、御賛同を賜り、深く感謝を申し上げる次第でございます。 本
会議をはじめ各
常任委員会にて
議員各位から賜りました数々の御意見、御要望につきましては、真摯にこれを受け止め、今後の市政
運営に反映させてまいりたいと考えております。つきましては、引き続き適切な御助言、御指導を賜りますようよろしく
お願い申し上げます。 さて、あと10日ほどで
令和3年も終わろうとしておりますが、この1年を振り返りますと、昨年末から市内でも新規感染者が多数判明し、新年早々の1月6日から感染拡大市町村の指定を受けるという波乱の幕開けとなりました。 春が過ぎ、夏になっても状況はなかなか好転せず、過去に類を見ない無観客のオリンピック開催、市内イベントも中止あるいは縮小開催となりました。 しかしながら、本市出身の中山由起枝選手が、クレー射撃日本代表選手として5回目の大会出場と混合トラップの競技におきまして5位入賞、また、ホストタウンを務めましたカザフスタン共和国の空手チームから5名の出場となり、その中から、ダルハン選手とソフィア選手の2名が銅メダルに輝くなど、コロナ禍の中ではありましたけれども、疲弊した市民の気持ちを払拭するうれしいニュースでございました。 その後、秋になり、11月に1名が感染されるも、10月2日から現在に至るまで新規感染者がゼロという状態が続いております。これもひとえに計画的なワクチン接種に御協力いただきました
結城医師会の皆様、また看護師の皆様、そして
定例会、臨時会における質問時間や傍聴席の制限などの御協力をいただきました
結城市議会の皆様、そして何よりも、感染しない、させないという
結城市民の皆様の大変な御協力と高い意識に対しまして、改めて感謝、御礼を申し上げる次第でございます。誠にありがとうございました。 おかげさまで「祭りゆうき2021」では、天候にも恵まれ、近隣からおいでいただいたたくさんの踊り手の皆さんが祭りを盛り上げていただきました。 また、「きものday
結城」では、兵庫県など遠方からの方も含め、大勢の着物愛好家とともに、駐日ベルギー大使閣下にもおいでをいただき、
結城紬と歴史ある町並みを御堪能いただきました。 さらには、このたびの第4回
定例会では、久々に質問時間と傍聴席の人数制限が解除された市
議会となり、徐々にコロナ禍以前の日常が戻りつつあることを感じております。 しかしながら、非常に感染力が強いと言われるオミクロン株への感染が国内でも増加傾向にあり、当初毒性は低いとのことでしたけれども、イギリスで感染者の死亡が確認されるなど心配なニュースも聞こえております。 今後、人流増加による感染拡大も予想されるため、感染防止対策を怠ることなく、節度のある行動を心がけていただけるよう、今年最後の啓発活動も行いたいと考えております。 そして、来る
令和4年につきましては、新しい生活様式を踏まえた経済活動、文化活動を両立するウィズコロナ、アフターコロナのスタートダッシュが切れるよう英気を養いたいと思っております。
議員各位におかれましても、健康に御留意いただくとともに、引き続き市政
運営に対する御指導、御鞭撻を賜りますよう
お願い申し上げまして、閉会に際しての挨拶とさせていただきます。 大変ありがとうございました。 ――
――――――――――――――――――
△閉会宣言
○
議長(
早瀬悦弘君) 私から一言御挨拶申し上げます。
令和3年第4回
定例会を閉会するに
当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今期
定例会は、去る12月8日に開会し、本日まで14日間にわたり、
補正予算、
条例など各種重要案件について、終始慎重かつ熱心に御審議を賜り、付議されました案件は全て議了し、閉会の運びとなりましたことは、誠に御同慶にたえません。
小林市長をはじめ
執行部各位の御協力に厚くお礼を申し上げます。 さて、今年を振り返りますと、昨年に引き続き
新型コロナウイルス感染症の対応に終始する1年でありました。8月の緊急事態宣言のほか、感染拡大市町村の指定を受けるなど、一時は市内外が騒然といたしました。 一方、ワクチン接種に精力的に取り組んでいただきました結果、徐々に落ち着きを取り戻し、今日の小康状態に至っております。改めて医療従事者の方、エッセンシャルワーカーの皆さんの御尽力に敬意を表すものであります。 本市の新たなシンボルであります新庁舎での業務も軌道に乗り、秋以降は周辺施設を利用したイベントも再開され、にぎわいも取り戻しつつあります。 しかしながら、新たな変異株の脅威、3回目のワクチン接種など余談を許さない状況にあり、引き続き緊張感を持って市政
運営に当たるべきと認識をしております。 新年を迎えるに
当たり、
執行部におかれましては、限られた財源の下、今後の市政発展のために審議の過程で
議員から提起された意見や要望等を十分に検討の上、
令和4年度当初予算編成に反映されますよう
お願いをする次第であります。
令和3年もあとわずかとなり、寒さも厳しさを増してまいりました。
議員各位並びに
執行部各位におかれましても、健康に留意され、穏やかな新春を迎えられますことを御祈念申し上げまして、
令和3年
結城市議会第4回
定例会を閉会といたします。 御協力誠にありがとうございました。 午前10時57分 閉会 ――
―――――――――――――――――― 会議録署名人
結城市議会 議長 早瀬悦弘 署名
議員 船橋 清 署名
議員 孝井恒一...